11月30日、5時半頃から「道のオアシス神泉」に続々とエントラントが集まって・・・・・くるわけないか。今回の参加者数はわずか5チーム(結局、いつもと同じじゃないか)。しかも、そのうち1台は猛威を奮う風邪でダウン、ということで出走は4台だけで、ホントにミニミニサイズの公認ラリーとなりました。それでも、各チームは、受付して指示書類を受け取り後、コマ図にPCの指示を書き込んだり、マーカーペンで行き先をトレースしたり、準備万端、8時21分、1号車がスタート。
ODの後、1kmのノーチェック区間を終え、Ave
20km/hという、ちょっと意地悪な指示速度で少し走った後、PCでAve
45km/hに上がり1CPに到ります。上りの林道を4km以上、軽快に楽しめる設定としました。1CPで少しほっとしていると、計時オフィシャルからゆっくりと、「はい、次のAve
43km/hね。」とチェックカードを渡され、ほとんどのドラは「えー!!」っと言って慌てて飛び出して行きました。
次の2CPまで4km強を、前半はシャカリキになって走らなければならない設定です。さて、この区間でアクシデントが起こりました。1CP-2CP間にコマ図が1つあるのですが、2CPに来たエントラントはヴィッツ1台のみ。他の、ランサー、ギャラン、RX7は、見事にコース上から消えていました。・・・・・1CP後、最初に出てきた道なり分岐を次のコマ図(コマ図間距離が入っていたんですけど・・)と勘違いし、次の分岐を、さらにその次のコマ図と勘違いしてドツボにはまり、コースに復帰して2CPにたどり着いた時には約40分遅れ、という状況で、このラリー、いきなり記録的な減点での低レベルな戦いに変わってしまいました。
ここで、いきなりトップに躍りでたのは、無事に2CPを4分遅れで通過したヴィッツ(ラリコンがありません)。ところが、ヴィッツラリーでは未経験の山道ハイアベにナビが気持ち悪くなって、あえなく3CPでリタイヤとなってしまいました。
2CPの異変の後は、残りの3台は、順当に、申告3CPを通過。その後、細いくねくね道をAve
39km/hでやはり4km強上って4CPにイン。再びハイアベでAve
40km/hで8km弱走行後、民家のそばでAve
25km/hに落ちた後、Ave
45km/hで4km強走って5CP。というような、とにかく走らせるラリーとしました。(昔の県戦のハイアベに比べAveは全体的に10km/hくらい低いですけど) 5CPで勝負のほとんどは終わり、6CP、7CPは申告CPで、全てのプログラムは終了です。ゴールでは、特製の芋煮も大好評で、おかわりが多く、すぐに無くなってしまいました(一部、酔ってしまって食べられなかった方ごめんなさい)。
さて、結果です。現役バリバリの白髪/小林ランサー(借り物)は、2CPの記録的な減点以外を最小減点できっちり抑えたものの、2CPでの減点が響き2位。全体的に多くの減点をもらっていた勅使河原/井出RX7は2CPの減点が他のチームよりも少なく、結果的に総合1位となってしまいました(勅使河原/井出チームはラリコンなしクラスだったのです)。クイズラリー等の賞品にNiftyから品の良いグッズをいつも出してくれている川崎/高橋ギャランは3位。そしてPDccの諏訪夫妻ヴィッツはリタイヤ。という結果になりました。でも4チーム全員に小物ながら賞品が出るところがおもしろいPDccチャレンジラリーです。
今回のいくつかの反省点は、スピードの出ている区間は、やはり、道なりでも全ての分岐にはコマ図が必要かな。ということと。同じくスピードの出ている区間にはコマ図を極力置かないようにすべき。ということでした。やっぱり、自分でナビして酔っちゃうコースは、みんな酔っちゃいますね。ナビの皆さんには申し訳ないことをしました。来年は、そのあたりを改善します。
最後にオフィシャルのみなさん(高木、渡辺、松崎、鈴木、須貝2の6人)、追上で「久々に走りを楽しんだ」という尾針さん、どうも疲れさまでした。遊びに来てくれた方々もありがとう。珍しく、朝から夜中まで暖かい日でした。
|